【11/19】WEX イースト サンクスギビングGAIAでボッコボコになってきました
なんだかいける気がしてWEXの120Cにエントリーしたらフルボッコにされたけど超絶楽しかったお話です。
目次
- 速報動画
- フサベルの準備
- トランポ相乗り作戦
- 集合場所からみんなでGAIA
- パドックは皆んなと一緒
- 前日はコースの下見
- スクールで現実を知る
- レース当日
- コメントをくれた人に会えた!
- レース開始!
- 前転、休憩、転ける、濡れる
- それでも完走した
- 感想
速報動画
もちろん自分が作ったわけじゃ無いです。
これを見ると、その時の雰囲気を思い出すと言うか…
ここの場所、怖かったなぁとかそう言うヤツ
フサベルの準備
本当は事細かに記事にするべきだったんだろうけど、あいにくそれどころじゃ無かったのでまとめちゃいます。
- ダブルビードストッパー化
まずは、ダブルビードストッパー化する為にタイヤを外して穴を開けます。
あいにく、ドリルを持ってないのでウブカタジャパンさんへ駆け込みました。
サクッと穴を開けてくれて、尚且つ色々な事を教えていただいてありがとうございました!!
お買い物バイクだからDRZでホイール運搬ですよ。
- タイヤをVE33、VE35に交換
やっぱりオフ車はゴツゴツしてるタイヤの方がよく似合う!
タイヤレバーが残念な奴しかなかったけど、時間が無いので無理やり強行した結果リムがガッサガサに…
近くで見ちゃダメ!
- 外装変更
リヤをリポD外装からレーステック製の外装に変更しました。
うちのフサベルのアイデンティティでもあったリポDとのお別れ…
ライトマスクもゼッケンを貼る関係でリポDの上から白いシート貼りました。
目印のリポDじゃなくなった事でちょっとだけ寂しい
- 保安部品外し
外装もつけてタイヤもつけて保安部品外して、フサベル君本来のレーサーと言う姿になってきました!
その他にも持ち物やら何やらの準備に常に追われてました(笑)
トランポ相乗り作戦
GAIAの場所は長野県なので、当然トランポが必要ですし、一人より複数人の方が楽しいのです。
という事で、今回もスーパータッケマンをトランポに巻き込みました。
前日(金曜日)のうちに積み込みを終わらせて土曜日早朝に長野県に向けて出発な予定です!
集合場所からみんなでGAIA
眠くなったり、天気の心配したりして、安全運転で集合場所に到着です!
この時からなんだか雨が降ってきたり、気温がどんどん下がったりと怪しい感じになってきたような…
この集合場所でぼっちさんのブログ繋がりの嘘八さんや400excの人(本名しか知らないので車種名で)と合流してお買い物を済ませた辺りでぼっちさん、ペンギンさんも合流!
皆でGAIAへと向かいます。
パドックは皆んなと一緒
ほとんど画像なんて撮ってないので文字ばっかりですが、パドックはこの前タッケさんとお邪魔した、Betaショップのプロショップエディさんのパドックにお邪魔させてもらいました。
あったかくて雨も雪もしのげて最高でした!
こう言うレースとかって宴会が目玉みたいな感じらしいけど、連日の残業と興奮してた寝不足と、これから書く下見でグロッキーになったので宴会は不参加でした…
飯食いながら寝落ちしかけたくらいだし←
前日はコースの下見
GAIAは歩いて下見するのと、バイクに乗ってコースセクションの説明を受けることができるスクールがあるみたいで、準備します!
マシンも下ろしてウキウキ気分
スクールは午後からでしたのでとりあえず、ご飯を食べて近場に歩いて下見です。
ぼっちさんで遠近法を使ってもデカいタイヤセクションとロックセクション
自分はチャレンジすら出来なかったので難しそうだなとしか言えません。
タッケさんと比較してもおかC落差のクリークジャンプ
スクールの講師をしてた小池田さんは飛んでました。
自分は迂回して尚且つ水没しかけました。
と、5月のGAIAのWEXの記事の感じだろうと思ってきてた自分は視覚的にかなりやられましたら。キイテナイキイテナイ…
でも、これらのセクションには迂回のルートがあるのでまだ安心です。
スクールで現実を知る
近くのセクションをみたらスクールに向けて準備です。
実際のコースをバイクに乗って1周回れる貴重な機会ですぞ!
ちなみにクラスごとにやるので自分達がセクションの下見をしてる時は他のクラスの人がスクールを受けてました。
どこがどうとか技術不足過ぎて書けないのですが、まともに1周走る事が出来ませんでした。とにかく、最初のモトクロスコースを抜けた所からみんなに離されるし、石がゴロゴロしてる降りとかやった事ないし、ウッズとかこんな狭い所走った事ないし、ちょくちょくある急な登りとかみんなは平地のように進んで行くけど、そこに対応するボディアクションとかさっぱりわからないからずり落ちるしで、最終的にマーシャルの人に助けてもらいっぱなしなスクールでした。
正直この時点でだいぶやられてましたね…
なんもないモトクロスコースで一人だけ吹っ飛んだし、一人で1周する事も出来なかったのに本番で走れるのかって
たった1周のスクールで心身共に疲れ切ってしまったのでみんなで温泉に行ってご飯を食べたらすぐ寝てしまいました。
ガチ目に夢でウッズで迷子になってる夢でした。
レース当日
それだけ不安になってももうレース当日だし、きてしまったものは出るしかない。
リタイヤする事もきっと出来るけど、とりあえず最低限スタートしてみようと言う気持ちを奮い立たせて朝目を覚ますと
白い
雪もチラッと降ってまさにベスコンですね(白目)
当日のレース中にも下見が出来るので、せめてウッズで迷子なって遭難はしないようにとマツケンさんのウッズ下見について行きました。
路面は濡れてて、一部沼になっていて勢いよく突っ込んだら前転するレベルの深い沼に…
ここだけは突っ込まないようにしなきゃとか、ここを曲がれば少しは楽なルートだとか頭に叩き込みます。
レースは午後からですので、ゆっくり準備をして身体を温めて、カロリーの高い物を食べて、なんとしてでも一人の力で周回はするぞと決めて皆んなと談笑したりマシンチェックをして過ごしました。
タッケさんから頂いたリポD
コメントをくれた人に会えた!
フサベルの記事を書いた時にコメントをくれたにしさんに会う事が出来ました!
ぼっちさんとオフパで一緒だったらしく、それでブログを辿ってこんなへんぴなブログにコメント書いてくれたと思うと感激しました。
そんなにしさんはYZ125Xですんごく走るお方でした。
いつか予定が合えば猿で乗り方を教えてもらって超絶練習したい…
レース開始!
時間が来ればレースは始まります
どんなに寒かろうと、雪がチラつこうと、不安で不安で仕方なくても…
スタートの集合場所に着いて、周りに着いて行きながらスタートラインに並んで、コースやレース、スタートの説明を聞いてと意外とやる事が多く不安もいっぱいだったのでそこまで寒さは感じなかったです。
ま、ゆっくりゆっくり、なんとかなるさと言い聞かせて…
レーススタート!!!
120分の戦いが始まりました!!
前転、休憩、転ける、濡れる
とりあえず迷子にならないように前の人に着いていこうと思って、走っていると案の定ウッズで迷子になりました。
遅くて引き離されていくから仕方ないんだけどね←
最初のウッズの中にちょっと急な登りがあるんですが、そこは自分は緩やかな所から行くべき場所だったんですが、、、
何を思ったか上手い人達が走った後をトレース
その後どうなるかを想像するのは容易いもので、、、
トレースしきれず登り途中で木にぶつかり人間だけが投げ出されて前転しながら吹き飛びました(笑)
木に引っかかった登り坂の途中のフサベルを起こすのは簡単じゃなく、どうにもこうにもいかなくなってしまい、何を思ったのか無理やり坂の上まで引っ張りあげました。
今思えばこれが一番イケなかったと思います。
下におろして迂回して緩やかな方からやり直せばよかったのに、焦って無理に体力を使ったせいで、そのあとは腕が動かなくなってヘロヘロになってしまいました。
なんとかウッズを抜けてクリークジャンプの沢まで出てくると、怖いからと沢を迂回しますが、すでにヘロヘロの腕では耐えきれず、岩に弾かれてほぼ転倒
水没でリタイヤだけは避けなきゃ!とギリギリの所で踏みとどまってなんとかフサベルが水を吸うことは無かったです。
代わりにブーツが思いっきり水を吸って来れました。
クリークジャンプを抜けたら坂を上がってモトクロスコースに戻るのですが、登れない
どうしても途中でトラクションが抜けてしまい転倒してしまいます。
ド下手すぎてコースを塞いで嫌になりました。
転けたらなんとかフサベルをずりずり引きずり下ろして、息を整えて、失敗しても迷惑かけないように人が来ないタイミングを見計らってチャレンジを繰り返してようやく登れました。
ほんと、ただの坂なのに体重移動やらスロットルワークやらが何にもわからないから途中で転ける。
それでも進むしかないので走ります。
もう、体力なんて残ってないし、まだ1周も出来てないのにヘロッヘロだしで一回何処かに座り込んで休んだほうが良いのではと思い始めたりしてました。
でも、2周目に突入してしまったので出来る限り進んでから止まろうと決めて走っていると
絶対に突っ込んじゃいけない、沼とかした所で転けてハマりました。
なっちゃねちょに練られた泥沼をヤチって言うみたいですね。漢字がわからんけど
そのヤチでの引き起こしで完全にバッテリー切れになってしまった自分。
おそらく引き起こしだけに十分近くはかかったんじゃないかと…
その後はもう少し進んでは腕が全く動かなくなってしまい休むの繰り返しで、過ぎ去る他の参加者を眺めて自分の行けそうな場所を観察してました。
誰も通らないウッズの隅で力尽きてる自分
なんとか少しずつ、進んでは転んで、休んでを繰り返しであの忌まわしきクリークジャンプとモトクロスコースに戻る坂までやってきました。
迂回するとタイトに回らなければならない分、抑えが効かなくなってるので転倒すると思って、皆んなと同じルートで沢をカットしていきました。
この後すぐに坂があるのですが、やはりここでもダメで転倒を繰り返してうなだれてました…
時計を見て後20分しかないとは思うけど、成功する未来が見えず、ここで一人遭難だなとか本気で思ってました。
うなだれて休憩してたらCRF250Lの人がクラッチが滑っちゃったみたいで、丁度プライヤーを持ってたのでワイヤーの遊びを調整したりしました。
なんでこんな自分がヘロヘロの極限の状態で他人のクラッチを調整したのか自分でも謎でしたが、ほんと何故かこれで勇気を貰って、もう一度坂にチャレンジ
最後よろけながらもなんとか登り切って、タイヤ、ロックセクションのエスケープを通って小さいウッズを抜けてモトクロスに戻ってきてゴールです!
本当にヘロッヘロで、多分このゲートをくぐったのも一番最後
もちろん順位なんてビリ
自分の体力の無さに衝撃を受けました。
出走記録はこんな感じ
120分もあったのに、たった2周
本当に走る意味あったのかと言う成績ですね。
それでも完走した
とりあえず、自分の中で立ててた目標の完走は成し遂げられたんです!
ありがとうフサベル!
少し休んだら、着替えをしてバイクやパドックの片付けです!
緊張が緩んだせいかお腹も緩くなって大変でした(笑)
感想
林道だってろくに走った事がなく、猿ヶ島も結局数える程しか行ってなくて、まともに乗り方すらわからないズブの素人がフサベルの力で2周も出来て怪我なく帰って来られたって凄いと思うんですよね。
正直、コースってもっと平坦だと思ってたし、路面ももっと荒れてないと思ってました。
実際走ってみるとボコボコだし、木の根っこは出てるし、そこらじゅう沼だし、沢を渡るし、坂はいっぱいあるしで、全然優しくなんて無かった。
それでも、楽しかった。
もちろん、こんな成績で悔しいですが、楽しかった。
終わった後すぐは、なんでこんなに苦しまなきゃならなかったのか。
なんて思ったりしたけど、帰りの車の中ではレースの話で持ちきり!
あそこはあんな感じで行けたとか、次はこんなレース出たいとか、もっと練習したいとかね
ちょっとまとまらない感じだけど、思った事を思ったままに書いた初めてのレース経験
せっかくいい趣味に、いい友達がたくさん出来たんだからもっともっと深くこの沼にハマって行きたいと思いました。
WEXは写真を撮ってくれるし、何より楽しかったからまた出たい
次出るときはもっと周回出来るようななっておかなきゃ!